仕事ができない人は知らない「やる」or「やらない」以外のもう一つの選択肢があるという事実について触れたいと思います。
仕事ができる人と仕事ができない人の間には大きな違いがありますが、その違いを明確にこたえられるでしょうか。
目次
仕事ができるかどうかの違いは即断即決即行力
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僕が思う仕事ができる人とできない人の違いは意思決定と行動力の違いだと思います。
例えば、ホリエモンこと堀江貴文さんはタスク管理などは一切していないと言います。
理由としては、マネージャーからメールラインで、タスク、意思決定を求められる内容が届いたら、メールを開いた順番に物事を解決してゆくと言っています。
つまり、すぐその場で全ての物事を即断即決し、解決してゆくということです。
保留をしない
堀江さんは保留、ペンディングを絶対にしないということですが、仕事ができる人はその時々に全力であり、後に伸ばすことがないです。
「やる」or「やらない」or「???」の選択肢を知る
例えば、重要な事業進出などの決断があった際に、 やる、やらないの選択があった際に一般の人は、2択と捉え、考え悩み数時間、時には数日を要します。
下手したら数ヶ月や数年間も保留状態にするなんてことは普通にありえることでではないでしょうか。
仕事ができない人が知らない3つ目の選択肢
しかし、意思決定の速度が早く、決断力のある経営者や仕事ができる人は、これらの意思決定を「やる。」「やらない。」の他にもう一つの選択肢を把握しています。
そしてそれを含めて3択と捉えています。
仕事ができる人に見えている3つの選択肢
どういうことかと言うと、それは
- 「やる選択」
- 「やらない選択」
- 「時間を犠牲にして保留にするという選択」
の3択が見えているということです。
もちろん3つ目の選択は結果を素早く出している経営者や仕事ができる人にとっては選択し得ない項目です。
「この世の中で最も良い選択」を目指してはいけない
そもそもこれらの選択肢について悩む理由としては、この世の中で最も良い選択をしようと思っている場合があります。
この世で最上級に良い選択をしようと思うからなかな決断ができない。
この世の全ての情報を知っていなければ最上級の選択はできない
この世の中で最も良い選択をするにはこの世の中の全ての情報が手元になければできるはずがありません。
そしてその情報が全て揃った頃には、すでに手遅れになっている場合がほとんどです。
したがって、今ある少ない情報(取れる範囲の情報)の中から最善の意思決定を仮説を踏まえて行う。そして、修正し実行を繰り返す。
このPDCAを迅速に回すことが仕事ができるようになり、また結果を残せる人間に共通する点だと思います。
一番の害悪は保留
一番の害悪は保留です。
この保留のマインドは電車の乗り換えに置き換得るとわかりやすいです。
意思決定が遅いために顕在化するデメリット
例えば、電車を1本逃すと3分遅れるだけで済みますが、電車で乗り換えが1つあると、この通りにはいきません。
3分遅れると乗り換える次の電車にも遅れるので、次の電車をもう一本待たなければいけなくなります。
つまり、一本目で3分遅れ、さらに次の電車ですでに乗り遅れているので、次の電車を待つ時間が余計にかかり例えば+5分遅れるという結果となります。
合計すると、最初に3分遅れるだけど、トータルで8分の遅れになります。
今回は乗り換えが1回だからこの程度で済んでいますが、例えば、乗り換えが3回ある場合は、数十分の遅れにつながる場合がありますよね。
人生では何億回という意思決定の積み重ね
これは意思決定でも同じことが言えます。
今回は電車の例なので、乗り換えが数回でしたが、これが会社経営、さらには人生における意思決定となると、トータルで何億回という小さな意思決定の積み重ねになります。
その度に保留のマインドが根付いていることで、数百、数千の意思決定をした後には、この電車の例のように、圧倒的な時間の差となっていることが想像できると思います。
結果を出したければ保留癖を一切排除する
したがって、速攻で結果を出したいのであれば、今この瞬間から保留の癖を一切排除し、即断即決即行を心がける必要があります。
小さいことを即決できない人は大きな事象の決断などできるわけがないんですよね。
即断即決は小さい意思決定から訓練していく
即断即決は訓練を要します。
例えば、ランチのメニューを選ぶ際にも時間をかける人がいますが、このような小さな意思決定ができない人に大きな意思決定ができるわけがありません。
なので、こういう小さい意思決定を即決する訓練を日頃から行うことで、徐々に大きいことでも決断も迅速に精度良く実行できるようになってきます。
何事も訓練です。ぜひ小さな意思決定から即断即決の訓練を行い、人生をできる限り成功に近づける努力をすると良いと思います。